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那智勝浦町立温泉病院、重症患者管理・救急患者対応に遠隔集中治療支援サービスを導入




2019年10月より、T-ICUは那智勝浦町立温泉病院へとサービス提供を開始しました。T-ICUは同院に重症患者管理・救急患者対応に関して相談を提供し、より質の高い医療の提供を目指していきます。

   【那智勝浦町立温泉病院 外観写真(一枚目)外来写真(二枚目)】





【那智勝浦町立温泉病院よりコメント】


院長 山本 康久医師  当院のような地方の中小病院では、主に地域住民や施設入所高齢者が多く受診されますが、当院の医師構成は、院長以外は卒後3年から5年目の若手医師であり、診断や治療方針に悩むことが多く、近隣の300床規模の中核病院医師も多忙であり、相談するにもハードルが高い状況にあります。脳心血管疾患を中心に転院調整のためのネットワークが出来つつありますが、転院調整が前提となることが多く、治療方針や転院するかどうかの相談はしづらい状況にあります。T-ICUは、相談相手が救急医療の専門医で、重症患者をはじめ一人当直の救急患者や入院受け持ち患者の診断治療の相談から転院の必要性まで広く、かつ非常に親身になって乗ってくれるため、ハードルが低く相談できる状況にあり、システムありきでなく「心に寄り添う」相談システムだと感じ喜んでいます。

現場医師の声  導入前は経験した事がない疾患や専門外の患者の管理に悩んだとき、勤務時間外の仲間の医師に相談をしていました。仲間の医師とのディスカッションで解決できる場合もありましたが、他の知見や臨床応用においてアドバイスが欲しいと日々思っていました。T-ICU導入後は、相談がしやすい環境となった事で診断において追加すべき検査や、治療方針を決定するまでの時間、つまり患者さんへアクセスする時間が短縮されたのではないかと思います。また、指導医レベルの医師がシフトに入っているため、コンサルトをする事で新しい学びや気づきもあるため大変助かっています。  今後は、カンファレンス・勉強会にT-ICUのシフト医師を利用することによって自分達の知識のブラッシュアップにもなるのではないかと期待しています。


【那智勝浦町立温泉病院がサービス提携を開始した背景*1】

那智勝浦町立温泉病院は、和歌山県南部の公的病院です。公的病院が果たすべき役割として、地域の各医療機関との機能分化・連携を図りつつ、へき地医療や救急医療など、地域において医療を提供する必要があるとされています。同院は、一番近い高度急性期医療機関である和歌山医療センターへは約90キロあります。そのため、重症化した患者を高次機能病院へ搬送することが都市部に比べて困難な状況です。このような状況から幅広い疾患・重症度の救急患者を診療する責務がありますが、救急科専門医・重症治療専門医が在籍していないという課題がありました。

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